⑯浪人が決まって迎えた卒業式|医学部浪人始まりの春

卒業式の日。

「別に来なくてもいいよ」

そう言った息子。

卒業式は進学を祝うためのものではない。
だからこそ、胸を張って出席してほしい。

そう思い、私たちは夫婦揃って出席しました。

息子はこれまで、
幼稚園、小学校、中学校と、
節目のたびに前に立ち、
代表として言葉を伝えてきました。

今回は、名前を呼ばれて、
「はい」と立ち上がるだけの卒業式。

特別な役割はなかったけれど、

それでも、
3年間の区切りとして、
この場に立ち会えたことを、
誇りに思います。

卒業おめでとう

この学校には、
高い目標を持った子も多く、
浪人という選択も、特別なことではありません。

「第一志望に合格する」という結果だけを見れば、
思い通りにならなかった子もいます。

同じ時間を過ごしてきた仲間たちが、
それぞれの道へと進んでいきます。

悔しさがないわけではありません。

本当は、
この春から大学生になるはずでした。

それでも今日、
ひとつの区切りを迎えました。

卒業アルバムに書いてくれた
たくさんの「ありがとう」。

部活の先輩が顔を出してくれたこと。
クラスの打ち上げに参加したこと。

そのどれもが、
この3年間を、確かに物語っていました。

そして——

準備は整いました

明日から、
本格的な浪人生活が始まります。

この選択が正しかったのか、
まだ答えは分かりません。

それでも——

ここからの一年を、
母として、記録していこうと思います。

次回からは、
浪人生活について書いていきます。
医学部浪人スタート|予備校に通わない「自習室中心」の浪人生活

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