浪人が決まり、
「1年後に絶対合格する」。
そう決意したあの日。
でも実際はその時点で
共通テストまで残り約10か月。
気がつけば共通テストまで、あと半年です。
浪人生活は、
思っていたよりも凪のように静かでした。
ただその静かな毎日の中で、
時間だけは思っていた以上に早く過ぎていく。
4月。
「来年こそ!」という希望がありました。
まだ時間はたくさんある。
ここから現役時に足りなかった演習を積み重ねればきっと大丈夫。
そんな希望に満ちたスタートでした。
5月。
模試の申し込みを逃しかけたり、
宅浪ならではの難しさを経験しました。
自己管理の大切さ。
「勉強だけしていればいい」
そういう一年ではないことを痛感した月でした。


6月。
毎日、同じ問題集を繰り返し解く日々。
頑張っているのに、
伸びている実感がない。
そんな時期でした。
親も、
このままで大丈夫なのかと焦る気持ちと、
何もできないもどかしさの狭間にいました。
でも、
勉強は植物と同じ。
土の中で根を張る時間も必要なのだと、
自分に言い聞かせていました。

そして7月。
時間は待ってはくれない。
その中で、
「あと半年しかない。」と思うのか、
「まだ半年ある。」と思うのか。
つい焦らすような言葉を投げかけてしまうこともある。
でも、
その言葉は本当に今、必要なのだろうか。
浪人している本人が一番よく分かっているはずです。
夏が大切なことも、
時間が限られていることも。
だから私は、
家だけは結果を問われない場所でありたいと思っています。
疲れて帰ってきたら温かい食事があること。
少し愚痴をこぼしたら、
「そうだね」と聞いてあげること。
親にできることは、
それくらいなのかもしれません。
それは当たり前のようでいて難しい。
なぜなら夏は,
「勝負の月」だと言われるから。
そして、
現役生が大きく伸びる時期だとも言われているから。
でも焦らずにいたい。
焦っても時間は増えない。
この夏が、
半年後の自分たちを支えてくれる。
そう信じて、
今日もできることを積み重ねる。
それでいい。
模試。
夏期講習。
オープンキャンパス。
夏はいつものルーティンが崩れる日もあるけれど、
一日一日の積み重ねを信じて、
今日もお弁当を作り、静かに応援する。
共通テストまであと半年。
不安がなくなる日はない。
だからこそ、
今日できることを積み重ねていく。
浪人生の夏は、
奇跡を起こす季節ではない。
昨日より少し前へ進む日を、
毎日積み重ねる季節。
来年の春。
桜が咲く頃、
じっと耐えて積み重ねた夏を振り返って、
子どもが、自分自身を笑顔で褒められるように。
そして私も、
「あの夏を信じてよかった」と思えるように。
だから今日も、
「まだ半年ある」と信じて、
今日という一日を、大切に積み重ねていきたいと思います。
今日もコーヒーを飲みながら、このブログを書いています。
お気に入りのマグカップでコーヒーを飲みながら、
このブログを書く時間も、いつの間にか私の日常になりました。
来月もまた、このブログで8月の記録を書けたらと思います。
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